両手の先に赤い湿疹の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
70才 女性
毎日忙しい日を過ごしていますが、夏も終わりの頃、両手の先に赤い湿疹が出て治りません。
2家族が帰郷して毎年この時期は忙しく今年も、静かになったとたん、皮膚が赤くなり治療をしていますが改善しません。
お世話になっている、漢方の先生に相談しました。
先生より中医学(漢方)的には皮膚の老化は氣血が不足すると同時に血流も停滞し全身に栄養を巡らす機能も低下して、皮膚にも影響を受け、老廃物も溜まり血行障害でうっ血しますと教えられました。
夏の疲れと忙しさで、身体の基本物質の氣血津液(元気と潤い血液)の消耗で身体が陰虚(潤い不足)や血行不良と血熱(血液に熱を持った病的状態)は夏の終わる頃に起き、皮膚病の原因にもなると、アイパットで詳しく説明されました。
先生からは身体の気血津液を補い、血熱を改善する漢方養生を提案され、飲み始めると数日で指の赤味が治まり、奇麗になりました。
さらに漢方養生として本治と言う根本的に体質を改善する方法を教えて頂きました。
季節の養生の大切さや体質別に改善する事で、身体の内側と外のスキンケアなど、漢方と自然の協調が皮膚を元気にする事を知りました。
「皮膚は内臓に鏡」とも言われ、五臓が夏の疲れで「陰虚」の状態になるといろいろな病気の原因となります。
夏から秋へと季節の養生で元気な秋を健康で過ごしましょう。
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